統合失調症|京都市 四条・烏丸駅すぐの心療内科・精神科 あきしのこころのクリニック

統合失調症

統合失調症について

統合失調症は、多くは10~30代に発症する精神疾患で、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。この病気は脳の神経ネットワークにトラブルが生じる「脳」の機能障害で、およそ100人に1人弱の割合で発病します。
経過は人によってさまざまで、非常に薬が効いて、症状のコントロールがうまくいく方と、そうではない方など、いろいろな患者さんがいらっしゃいます。
原因は現在でもはっきりとは解明されていません。どの方がどのような経過をたどるかの予測も難しいとこです。
ただ、「発症早期の治療」が重要であることは認められており、早期のうちに、専門医による適切な治療を受けることが大切ですので、思いあたる症状があれば、早めに受診されることをお勧めします。

統合失調症によく見られる症状

  • 誰かに尾行されていると感じる
  • 悪口を言われていると感じる
  • 他人から危害を加えられていると感じる
  • 知らない人の声が聞こえたり、命令してくる
  • 自分の考えが世界中に知れ渡っていると思う
  • 話がまとまらず、何を言っているのかわからなくなる
  • 家の中に引きこもって、ほとんど外出しない
  • 喜怒哀楽の感情を表さなくなる
  • 何事にも無気力になり、関心が持てない など

統合失調症の治療

統合失調症の治療としては、継続的な薬物療法によって、症状を安定させます。また出来るだけストレスを溜めないような生活指導、デイケアや共同作業所などの活用によって人との関わりを保ったり、社会生活の技術の習得を行うことが重要とされています。

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